毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中
by solcov
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「韓流マンガ」だと?

韓国の食文化に興味のある人だったら、まずこのタイトルだけで買うのを止めるのではないだろうか。
もうかなり知られたことだと思うのだが、韓国語の「チゲ」というのは「鍋」という意味であって、「チゲ鍋」というのはおかしい(まあ、「デミタスカップ」などという言葉もある訳だし、別段韓国語に限った問題ではないのだが)。
このタイトルだけで韓国料理を真剣に扱った本ではないと判断されても仕方がないところである。
しかも帯には「ヨン様も大好き、知られざるオモニの味」なんて書いてあるのだから、もはや何も言葉はございません的な状態である。
ところがこの本、実は韓国初の食文化マンガとして話題になったホ・ヨンマンの『食客』を翻訳したもので、韓国料理どころか、韓国の食文化全体を実に真剣に扱った作品なのだ。
真剣な内容だけに、日本人が読んでもなんのことだか解らないような話や単語が頻繁に出てくる。
しかし、この本の中に注釈の類は一切ないし、『食客』という作品自体に関しての説明もない。そのため、韓国の食文化に関してある程度予備知識があり、知らない言葉を自力で調べる方法を知っている人でなければ、この本に書かれた内容を理解することはできないだろう。
つまり、このタイトルと帯で買うのを止めそうな人こそがこの本のターゲットになってしまっているという訳だ(笑)。
こうなってくると、出版事業の文化的使命とかなんとか言う以前に、売る気があるのかないのかすら不明である。
出版元の幻冬社が「韓流」に乗り遅れまいと大慌てで出版したのがミエミエであるが、元の内容はしっかりしたものであるし(マンガとしての娯楽性にはやや疑問もあるが)、お馬鹿なタイトルと装丁は無視して、韓国の食文化に興味のある人は是非ご一読を。
「韓流に関わって欲しくない会社」がまた一つ・・・・。
▲
by solcov
| 2004-10-17 20:10
| マンガ
もう一つの「韓流」

あるいはBoAである。
が。
実はドラマや映画よりも先に日本に入ってきていた「韓流」がもう一つあるのである。
それはマンガだ。
僕が意識し始めたのは99年からなのだが、98年からずっと今までコンスタントに日本で作品を発表し続けてきたマンガ家がいる。梁慶一という作家である。
僕がこの人を知ったのは、平井和正の『死霊狩り~ゾンビーハンター』(注)をマンガ化した『ゾンビーハンター』という作品を通してだった。
ストーリーの方は小説でよく知っていたので特にどうこうということはなかったが、絵が凄まじかった。仄暗い情念が一コマ一コマからにじみ出して来るような凄みがあった。
次に尹仁完原作の『アイランド』を読んだ。どうやらこの尹仁完という人は梁慶一の長年のパートナーらしいのだが、『ゾンビーハンター』以上に凄みがあった。
ここまでの作品は決して日本でヒットしたとは言えないが、業界の注目は集めていたようだ。
そしてついに2000年。『新暗行御史』というヒット作が生まれる。これも尹仁完と組んだ作品で、韓国の説話や古典を異世界を舞台にアレンジしたエピソードが織り交ぜられ、独特の世界を形成している(「暗行御史」というのは実在した官職であり、主人公の名前は最も有名な「暗行御史」であるパク・ムンスから取られている)。そして何よりストーリーが面白い。
この梁慶一・尹仁完コンビのようなヒット作はないものの、既に何人かのマンガ家が日本で作品を発表している。実は大ヒットドラマ、『フルハウス』の原作マンガも日本語版で発売されていたことがあるのである(現在は絶版)。
今年は『新暗行御史』がアニメ化されて劇場公開されるそうだが、どうもこっちの「韓流」の方が自然な受け容れられ方をしてきたような気がする。
ちなみに、アニメ版は「柳義泰」と「浚」というキャラクターが出てくるエピソードが使われるようだ。「浚」の名字はきっと「許」に違いあるまい(笑)。
(注)アメリカの大ヒットドラマ、『600万ドルの男』にパクられたと言われる傑作である。
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by solcov
| 2004-10-05 01:15
| マンガ
絶対安全剃刀

今回は高野文子の短編集『絶対安全剃刀』だった。
最初に出版されてから既に二十数年が経過したマンガだが、どうやら一度も絶版になったことがないらしい。
さすがに時代を感じさせる作品もあるが、いつ読んでも新鮮である。多分、僕は100回以上読み返したのではないかと思う。
特に痴呆老人の人生をわずか一コマに封じ込めてしまうという大技を演じた「田辺のつる」を始め、独特の作品世界は当時かなり話題になったし、大友克洋とならんで新世代のマンガ家とも言われたものである。
今回読み返してみて気がついたのだが、『絶対安全剃刀』を何度も読み返したくなる理由は多分、その言葉のリズム感にある。
絵のリズムとセリフのリズムが上手く噛み合って、読んでいて気持ちがいいのである。
これは詩を読んでいる感覚に近いと思う。
「早道節用守」は江戸文芸のリズムに現代口語のリズムが時々入り込む絶品だし、「午前10:00の家鴨」は当時のニューミュージックと呼ばれた音楽のリズム感である。
高野文子はとても寡作な作家であるが、それはそうだろうと思う。これほど言葉を選んでいては、そうそう量産はできなさそうだ。
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by solcov
| 2004-06-01 21:40
| マンガ
正義の味方がいた時代

子供の頃、一番好きだったヒーローはエイトマンだ。平井和正の小説を読むようになったのも、実はエイトマンの原作者だったからだし、あるいは煙草を吸うようになったきっかけもエイトマンだったかも知れない。
僕が子供の頃は「正義の味方」の全盛期で、マンガ雑誌を一冊買えば「正義の味方」が必ず数人はいたものである。その中でもエイトマンは異質な存在だった。この本にも書いてあるが、桑田二郎はその後模倣者が一人も出なかった漫画家である。(注)その桑田二郎が描くエイトマンは何よりスマートだったし、腕力よりスピードを武器とする点もなんともいえずかっこよかったのだ。
その後だんだんと「正義の味方」は子供の娯楽から姿を消していく。たまに姿を見せてもその「正義の味方」っぷりは滑稽さを伴って描かれるようになった。間違っても桑田二郎的な洗練とは縁のない存在になっていくのである。
ヒーローは正義のためではなく、己の内的衝動に従って行動することが多くなる。その手のヒーローの白眉とも言える「日本版スパイダーマン」の原作を手がけていたのがエイトマンと同じく平井和正だったというのも皮肉な話である。マンガのヒーローも相対化の泥沼と無縁ではいられなかったということなのだろうが、その傾向は現代までずっと続いていて、ついにはエヴァンゲリオンなどという究極のアンチヒーローまで生み出してしまった。
それはその時代に応じたヒーロー像を追求した結果なのであり、そのこと自体良いも悪いもない。
だが、最近ちょっと気になる話を聞いて、本当にそれで良かったのかと思うようになった。
それは、子供の人格形成において、「悪者」が重要な役割を果たしているというものだ。「悪いこと」への嫌悪感を、子供は「悪者」から学ぶのだそうだ。「悪者」だと思っていたキャラクターが実は「いい人」だったりすると、子供は混乱してしまう。また、「悪者」の存在しない世界や、愛らしい「悪者」がいる世界しか知らずに育つと、「悪いこと」をしてはいけないという感覚が育たない。善悪の線引きは時代によって簡単に変わってしまうが、「悪いこと」をしてはいけないというルールは変わることがない。何が善であるのか、について考えるのはもっと成長してからのことで、「悪」への嫌悪感はそれに先行して形成されていなければならない訳だ。
仮面ライダー555を見て「悪」への嫌悪感を感じる子供はいないだろう。ガンダムでもやや怪しい。
ヒーローの正義の味方度が下がれば、必然的に敵対する悪者の悪者度も低くなる。今、子供たちのために生み出されたヒーローは何人いるだろうか。
現代の子供たちも「仮面ライダー」(平成ライダーは除く)や「ウルトラマン」は大好きらしいが、そこまで含めても、当時僕たちの世代がエイトマンから受けた衝撃に匹敵するほどのかっこよさを持ったヒーローは決して多くない。
(注)桑田二郎のアシスタントを勤めていたこともある、小畑しゅんじがやや似た絵柄ではあったが、やはり似て非なるものだった。
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by solcov
| 2004-05-27 01:06
| マンガ
仮面ライダーSPIRITS
『仮面ライダーSPIRITS』がアツい(笑)。
イケメン俳優の起用で話題の「平成ライダー」ではなく、昭和の仮面ライダーのその後を描いたマンガである。石森章太郎のマンガではない、テレビの仮面ライダーたちを使って、当時の子供たち(つまり僕たちだ)に向けて仮面ライダーの何たるかをアツくるしく訴え続けるのである。「仮面ライダーはカッコ悪いオヤジになんかなってないぞ!」と。
敢えてカッコ悪いオヤジ化したバットマンを登場させたフランク・ミラーの"Dark Knight Returens"もなかなか泣ける物語だったが、日本に暮らす僕たちに必要なのは、「オヤジ化しない仮面ライダー」なのだ。
老いたバットマンを必要とするところまではまだ日本は病んでいないと思いたい。

イケメン俳優の起用で話題の「平成ライダー」ではなく、昭和の仮面ライダーのその後を描いたマンガである。石森章太郎のマンガではない、テレビの仮面ライダーたちを使って、当時の子供たち(つまり僕たちだ)に向けて仮面ライダーの何たるかをアツくるしく訴え続けるのである。「仮面ライダーはカッコ悪いオヤジになんかなってないぞ!」と。
敢えてカッコ悪いオヤジ化したバットマンを登場させたフランク・ミラーの"Dark Knight Returens"もなかなか泣ける物語だったが、日本に暮らす僕たちに必要なのは、「オヤジ化しない仮面ライダー」なのだ。
老いたバットマンを必要とするところまではまだ日本は病んでいないと思いたい。

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by solcov
| 2004-05-09 21:20
| マンガ
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