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正義の味方がいた時代
エイトマンなのである。エイトマン&絶対読めない幻の読み切り傑作選'69(トラウママンガブックス)を読んで、久々に桑田二郎の世界に浸った。子供の頃、一番好きだったヒーローはエイトマンだ。平井和正の小説を読むようになったのも、実はエイトマンの原作者だったからだし、あるいは煙草を吸うようになったきっかけもエイトマンだったかも知れない。
僕が子供の頃は「正義の味方」の全盛期で、マンガ雑誌を一冊買えば「正義の味方」が必ず数人はいたものである。その中でもエイトマンは異質な存在だった。この本にも書いてあるが、桑田二郎はその後模倣者が一人も出なかった漫画家である。(注)その桑田二郎が描くエイトマンは何よりスマートだったし、腕力よりスピードを武器とする点もなんともいえずかっこよかったのだ。
その後だんだんと「正義の味方」は子供の娯楽から姿を消していく。たまに姿を見せてもその「正義の味方」っぷりは滑稽さを伴って描かれるようになった。間違っても桑田二郎的な洗練とは縁のない存在になっていくのである。
ヒーローは正義のためではなく、己の内的衝動に従って行動することが多くなる。その手のヒーローの白眉とも言える「日本版スパイダーマン」の原作を手がけていたのがエイトマンと同じく平井和正だったというのも皮肉な話である。マンガのヒーローも相対化の泥沼と無縁ではいられなかったということなのだろうが、その傾向は現代までずっと続いていて、ついにはエヴァンゲリオンなどという究極のアンチヒーローまで生み出してしまった。
それはその時代に応じたヒーロー像を追求した結果なのであり、そのこと自体良いも悪いもない。
だが、最近ちょっと気になる話を聞いて、本当にそれで良かったのかと思うようになった。
それは、子供の人格形成において、「悪者」が重要な役割を果たしているというものだ。「悪いこと」への嫌悪感を、子供は「悪者」から学ぶのだそうだ。「悪者」だと思っていたキャラクターが実は「いい人」だったりすると、子供は混乱してしまう。また、「悪者」の存在しない世界や、愛らしい「悪者」がいる世界しか知らずに育つと、「悪いこと」をしてはいけないという感覚が育たない。善悪の線引きは時代によって簡単に変わってしまうが、「悪いこと」をしてはいけないというルールは変わることがない。何が善であるのか、について考えるのはもっと成長してからのことで、「悪」への嫌悪感はそれに先行して形成されていなければならない訳だ。
仮面ライダー555を見て「悪」への嫌悪感を感じる子供はいないだろう。ガンダムでもやや怪しい。
ヒーローの正義の味方度が下がれば、必然的に敵対する悪者の悪者度も低くなる。今、子供たちのために生み出されたヒーローは何人いるだろうか。
現代の子供たちも「仮面ライダー」(平成ライダーは除く)や「ウルトラマン」は大好きらしいが、そこまで含めても、当時僕たちの世代がエイトマンから受けた衝撃に匹敵するほどのかっこよさを持ったヒーローは決して多くない。
(注)桑田二郎のアシスタントを勤めていたこともある、小畑しゅんじがやや似た絵柄ではあったが、やはり似て非なるものだった。
by solcov
| 2004-05-27 01:06
| マンガ
