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終わるKARA

KARAの解散が決定的になったようである。
といっても、去年の年末からギュリ・スンヨン・ハラの3人が1月末の契約更改に向けての動きを取っていないことが話題になっていたから、ファンにとって驚くべきことでなかった。
昨年5月にリリースされたミニアルバム「In Love」が最後の作品となった。

改めてデビュー以来のKARAのヒット曲を聴き直してみると、KARAというグループのイメージはハラとジヨンが加入して以後の「Rock U」、「Pretty Girl」、「Honey」の3曲で固まったと言っていいと思う。
その後、「MR.」で日本に進出したわけだが、今思えばこれがKARAにとっての運命の分かれ目だったのだろう。
「Jumpin'」まではまだ良かったが、ジヨン・ニコルの脱退騒動が起こったにリリースされた日本向けの「ジェットコースターラブ」あたりからどうにも雲行きが怪しくなった。
韓国内で足元をしっかり固めるべき時期に、日本市場に合わせた活動をしてしまったことと、それがちょうど日韓両国が関係悪化の方向に舵を切った時期に重なってしまったこと。その二つが2011年から2015年までのKARAの迷走を招くことになった。
KARAにとって最後のフルアルバムとなった「Full Bloom」は、5人体制だった2013年に制作された。KARAには、ミニアルバムはそこそこだがフルアルバムだと散漫になり過ぎる傾向があったのだが、「Full Bloom」は気持ち良く纏まった、敢えて言うなら唯一の「聴けるアルバム」だった。
そして2014年にジヨンとニコルが脱退し、補充メンバーとしてヨンジが加入はしたものの、二人が抜けた穴を埋めるには至らなかった。
そういう風に考えて行くと、ジヨンとニコルが脱退した時点でKARAは終わっていた、と見るべきなのかも知れない。

韓国のアイドルグループに関しては「5集の壁」という言葉がある。
90年代から2005年くらいまでは、アイドルグループは大体1年に1枚のペースでアルバムをリリースし、それに合わせてテレビなどでの活動を行っていた。テレビ出演と営業活動をこなし、数ヶ月の休養期間をおき、また次のアルバムをリリースして活動を再開する。
その休養期間中に次のアルバムの準備をしたり、メンバーチェンジが行われたり、場合によっては人相が変わったりするわけであるが、大体のグループは5集(5枚目のアルバム)を出す前に解散してしまう。それが「5集の壁」だ。
デジタル配信が普及したことで、1年に何回かシングルをリリースしたり、6曲前後収録の「ミニアルバム」をリリースして活動するのが一般的になっているから、CDが主体だった時代の考え方がそのまま当てはまるとは思わないが、売れるアルバムをリリースし続けることのはむしろ90年代以上に難しくなっている。
KARAの活動期間は9年に及び、7枚のミニアルバムと5曲のデジタルシングルをリリースしたが、フルアルバムは4枚しか出すことができなかった。
「5集の壁」は越えられなかったものの、スタッフまで含めた「KARAを成立させていた人々」は十分過ぎるくらい健闘したと思う。

*ちなみに、日本では5枚のフルアルバムをリリースしているのだが、韓国語バージョンと日本語バージョンがあったり、日本のみリリースの曲があったりなので、これを以て「5集の壁」を越えたというのも少々無理があると思われる。


良くも悪くも、KARAはこのビデオのようなイメージをずっと引きずっていたと思う。
いくらメイクや衣装を頑張ったところで、10代から20代前半の女の子がいつまでもこの曲のような雰囲気を保ち続けるのは不可能なわけで、そこから当人たちの成長とどうシンクロさせていくかはスタッフの腕一つにかかっている。
多分、この時のKARAに一番近い雰囲気を持っている現役アイドルは同じDSPメディア所属のAprilだが、14歳から18歳まで1歳違いのメンバー5人で構成されたAprilはKARA以上に難しいことになりそうな気もしている。
by solcov | 2016-01-18 23:08 | 音楽(K-POP)

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