毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中
by solcov
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ビブラストーン
近田春男といえばすっかり週刊文春の『考えるヒット』の人になってしまった感があるが、知っている人は知っているようにこの人は凄いのである。
どう凄いかというと、めんどくさくて説明する気にもならないくらい凄いので、ここではその凄さの片鱗をちょっとだけ書くことにする。
・・・まあ、例によって古いCDを聞いてて思いついただけの話なのだが(笑)。
80年代後半、ヒットチャートとは無縁のところで、日本語によるラップに挑戦していたミュージシャンが何人かいるのだが、近田春男はその一人だ。近田春男とビブラストーンが作り上げたこのアルバム『Vibra is Back』は、89年にライブパフォーマンスの一発録りで制作され、当時としては破格に安い1,980円という値段で販売されていた。
今聞いても十分すぎるくらいかっこいい。
ビブラストーンはバンドによる人力ラップの最高峰と言っても過言ではない。ファンクを基本とした演奏に、メンバーの高い演奏力に支えられた小ネタがちりばめられる。
そこに近田春男のラップが乗る。
最近のラップのように早口言葉化することで平板な言葉を16ビートに乗せるのではなく、リズム感のはっきりした言葉を選んで、日本語そのものが内包しているビートを紡ぎ出して行く。
既に廃盤になっていて、中古でしか買えないのが残念なのだが(Amazonのマーケットプレイスではまだ売っている)、これを聞くと「日本のラップって進歩しなかったんだなあ・・・」としみじみ感じる。
近年、読書しながら聞けるラップが多いが、歌のある曲とは異なり、聞きながら読書ができるということは既に言葉がご臨終あそばしているということだ(本の方の言葉が死んでいる場合もあるが)。
このアルバムを読書しながら聞くなどということはまず不可能である。
何年か前、ユウ・ザ・ロックが近田春男とミュージックマガジン誌上で対談していたのを読んだ。何でもユウ・ザ・ロックが近田春男の『Hoo! Ei! Ho!』をカバーしたのだそうだ。
ユウ・ザ・ロックは近田春男への「リスペクト(笑)」を持ってこの曲をやったらしいのだが、当の近田春男は「今更そんなもんカバーしてもしょうがないよ」という姿勢なのだ。それどころか、ヒップホップなんて旬を過ぎた音楽をまだやってるのか、と言わんばかりに白けきっている。
正直、ユウ・ザ・ロック版『Hoo! Ei! Ho!』はオリジナルとは比べるべくもない出来だったし、そんな意地悪を言われてまでやることなかったんじゃないの?という感じだったのが痛々しかった。
どう凄いかというと、めんどくさくて説明する気にもならないくらい凄いので、ここではその凄さの片鱗をちょっとだけ書くことにする。
・・・まあ、例によって古いCDを聞いてて思いついただけの話なのだが(笑)。
80年代後半、ヒットチャートとは無縁のところで、日本語によるラップに挑戦していたミュージシャンが何人かいるのだが、近田春男はその一人だ。近田春男とビブラストーンが作り上げたこのアルバム『Vibra is Back』は、89年にライブパフォーマンスの一発録りで制作され、当時としては破格に安い1,980円という値段で販売されていた。
今聞いても十分すぎるくらいかっこいい。
ビブラストーンはバンドによる人力ラップの最高峰と言っても過言ではない。ファンクを基本とした演奏に、メンバーの高い演奏力に支えられた小ネタがちりばめられる。
そこに近田春男のラップが乗る。
最近のラップのように早口言葉化することで平板な言葉を16ビートに乗せるのではなく、リズム感のはっきりした言葉を選んで、日本語そのものが内包しているビートを紡ぎ出して行く。
既に廃盤になっていて、中古でしか買えないのが残念なのだが(Amazonのマーケットプレイスではまだ売っている)、これを聞くと「日本のラップって進歩しなかったんだなあ・・・」としみじみ感じる。
近年、読書しながら聞けるラップが多いが、歌のある曲とは異なり、聞きながら読書ができるということは既に言葉がご臨終あそばしているということだ(本の方の言葉が死んでいる場合もあるが)。
このアルバムを読書しながら聞くなどということはまず不可能である。
何年か前、ユウ・ザ・ロックが近田春男とミュージックマガジン誌上で対談していたのを読んだ。何でもユウ・ザ・ロックが近田春男の『Hoo! Ei! Ho!』をカバーしたのだそうだ。
ユウ・ザ・ロックは近田春男への「リスペクト(笑)」を持ってこの曲をやったらしいのだが、当の近田春男は「今更そんなもんカバーしてもしょうがないよ」という姿勢なのだ。それどころか、ヒップホップなんて旬を過ぎた音楽をまだやってるのか、と言わんばかりに白けきっている。
正直、ユウ・ザ・ロック版『Hoo! Ei! Ho!』はオリジナルとは比べるべくもない出来だったし、そんな意地悪を言われてまでやることなかったんじゃないの?という感じだったのが痛々しかった。
by solcov
| 2005-01-19 01:21
| 音楽(その他)