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毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中


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生KOYOTE・生シンジ

KOYOTEが本国を含めて初の単独ライブをこともあろうに大阪でやる。しかも会場は淀川区東淡路という超絶妙なロケーション。

それを知った時、僕は冗談抜きで我が目を疑った。
K-POPブームと言われてはいても、所詮それはKARAと少女時代、及び彼女たちが開けた風穴に潜り込んできた後発組、加えて更にその尻馬に乗ろうとしている有象無象に限った話であって、最近の韓国で注目を集めている若い歌手たちに目が向けられることはないし、ましてやK-POPの黎明期を担った中堅歌手など完全にブームの外側に追いやられているのが実態だと思っていたからだ。
だが、本当にKOYOTEは大阪にやって来た。

生KOYOTE・生シンジ_a0018010_1202050.jpg
会場はいわゆる市民会館的な小さなホールだし、音響にも余り金をかけられなかったのがありありと見てとれるようなステージではあったが、それでも現メンバーになってから10年、結成から数えれば14年もの間、常に前線に立ち続けて来たグループの底力を感じさせるライブだった。
ジョンミンはバラエティ番組で見る通りの雰囲気だったが、シンジはテレビでみるよりずっとほっそりして小顔の美人だったし、ペッカのダンスは無茶苦茶かっこ良かった。
一曲目から場内総立ちで盛り上がったのには当人たちもいささか面食らったようで、シンジはびっくりして思わず音を外してしまったと自己申告していた。多分、日本にどれほど熱心なファンがいるか想像もつかなかったのだろう。

2時間強の間、トークコーナー以外ではほとんどの観客が立ちっぱなしで、熱気が冷めることはなかった。KOYOTEの3人は何度も何度もお礼の言葉を述べ、シンジはラストの曲直前の挨拶で泣き出してしまった。
ラストの曲の後、お約束のアンコールが終わっても場内の拍手が鳴り止まず(観客の半分くらいは座りもしなかった)、メンバーがもう一度出てきて長めに挨拶をして終わるという形になった。

多分、僕のように10年以上前からずっとKOYOTEが日本に来てくれる日を夢見ていたファンは日本中に結構いたのだろうと思う。
KOYOTE来日のきっかけを作ったのは間違いなくDJ OZMAだと思われるが、僕は今心から彼に感謝している。
生KOYOTE・生シンジ_a0018010_1214467.jpg

やっぱりK-POPが一番面白かったのは90年代後半から2005年くらいまでの間だと思うのだが、面白いことと海外で商売になることとは全く別というのが難しいところではある。
by solcov | 2011-11-28 01:25 | 音楽(K-POP)

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