毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中
by solcov
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フランク・ザッパ 『Have I Offended Someone?』 ~買ったCDはちゃんと聞こう2
この間から細々と続けているCD整理計画であるが、一向に進まない。先月末から体調不良ということもあるのだが、なんだか延々と配列を変えているだけで全然片づいているような気がしない。
今部屋に置いてある音源はCDが4,000枚くらいとアナログ盤が500枚くらいだと思うのだが、これが全部片づくのは一体いつの日になるのか見当もつかない。
イ・ヨンエも愛読しているという法頂師の名著『無所有』によると、「所有は執着であり、執着は苦しいことである」ということになるのであるが、まさしくそういう状態である。
当然のことながら、僕は「無所有になった時、この世の全てを手にする」というような境地に至ることのできる人間ではないから、ここまでため込んだCDやレコードを手放すというような真似はちょっとできない。
というようなことを考えつつラックの奥のCDをひっぱり出していたら、ふと目についたのがフランク・ザッパ(1940~1993)のアルバムだった。
フランク・ザッパの知名度が今どの程度あるのかわからないが、20世紀最大のミュージシャンと言っても過言ではあるまい。
25年の活動期間中にリリースしたオフィシャルアルバムだけで約80枚。
仕事量も凄いが、音楽性の広さが並外れていた。
ロック・ジャズ・現代音楽・バロック音楽・・・ありとあらゆる音楽を自分のものとしていたのである。更に死ぬ直前にはアフリカや東南アジアのミュージシャンとの共同作業も計画していたというから、今も存命であればザッパの音楽世界は途方もなく広くなっていたに違いない。
一応僕もオフィシャルアルバムは全部持っているのだが、とりあえず今日はザッパ自身が選曲したベストアルバム(80枚弱の中からたかだか15曲抜き出して「ベストアルバム」というのも無理がある気はするが・・・)『Have I Offended Someone?』を聞いてみた。
実は、このアルバムも買うには買ったが、オリジナルアルバムを全部持っている訳だから余り有り難みがなくて、1回しか聞いていなかった(笑)。
色々なアルバムから集められた曲を続けて聞いてみると、やはり守備範囲の異常な広さが実感できる。それでいて、「ああ、ザッパはこんな曲ばっかりじゃないのになあ、このアルバムで初めてザッパに接する人が誤解したら嫌だなあ・・・」なんてことも思ってしまうのだ。
「ジャンルの壁を越えた○○」という表現は割とよく使われるものだが、実際は口で言うほど簡単なことではない。ジャンルが違えば求められるものも全く変わってくる。極論だが、175Rがブルーノートでヨー・ヨー・マとコラボ、なんてことは起こらない訳である。
ザッパはジャンルに執着しないことで全ての音楽を手にした訳だが、「この世の全てを手にする」ために求められる努力はどうも半端なものではなさそうだ。
結局、だからみんな所有したりされたりすることを止められないのかも知れない。
・・・いや、部屋が片づかない言い訳をしている訳ではないのだが。
今部屋に置いてある音源はCDが4,000枚くらいとアナログ盤が500枚くらいだと思うのだが、これが全部片づくのは一体いつの日になるのか見当もつかない。
イ・ヨンエも愛読しているという法頂師の名著『無所有』によると、「所有は執着であり、執着は苦しいことである」ということになるのであるが、まさしくそういう状態である。
当然のことながら、僕は「無所有になった時、この世の全てを手にする」というような境地に至ることのできる人間ではないから、ここまでため込んだCDやレコードを手放すというような真似はちょっとできない。
というようなことを考えつつラックの奥のCDをひっぱり出していたら、ふと目についたのがフランク・ザッパ(1940~1993)のアルバムだった。
フランク・ザッパの知名度が今どの程度あるのかわからないが、20世紀最大のミュージシャンと言っても過言ではあるまい。
25年の活動期間中にリリースしたオフィシャルアルバムだけで約80枚。
仕事量も凄いが、音楽性の広さが並外れていた。
ロック・ジャズ・現代音楽・バロック音楽・・・ありとあらゆる音楽を自分のものとしていたのである。更に死ぬ直前にはアフリカや東南アジアのミュージシャンとの共同作業も計画していたというから、今も存命であればザッパの音楽世界は途方もなく広くなっていたに違いない。
一応僕もオフィシャルアルバムは全部持っているのだが、とりあえず今日はザッパ自身が選曲したベストアルバム(80枚弱の中からたかだか15曲抜き出して「ベストアルバム」というのも無理がある気はするが・・・)『Have I Offended Someone?』を聞いてみた。
実は、このアルバムも買うには買ったが、オリジナルアルバムを全部持っている訳だから余り有り難みがなくて、1回しか聞いていなかった(笑)。
色々なアルバムから集められた曲を続けて聞いてみると、やはり守備範囲の異常な広さが実感できる。それでいて、「ああ、ザッパはこんな曲ばっかりじゃないのになあ、このアルバムで初めてザッパに接する人が誤解したら嫌だなあ・・・」なんてことも思ってしまうのだ。
「ジャンルの壁を越えた○○」という表現は割とよく使われるものだが、実際は口で言うほど簡単なことではない。ジャンルが違えば求められるものも全く変わってくる。極論だが、175Rがブルーノートでヨー・ヨー・マとコラボ、なんてことは起こらない訳である。
ザッパはジャンルに執着しないことで全ての音楽を手にした訳だが、「この世の全てを手にする」ために求められる努力はどうも半端なものではなさそうだ。
結局、だからみんな所有したりされたりすることを止められないのかも知れない。
・・・いや、部屋が片づかない言い訳をしている訳ではないのだが。
by solcov
| 2004-10-11 21:00
| 音楽(その他)