毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中


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終わるKARA

KARAの解散が決定的になったようである。
といっても、去年の年末からギュリ・スンヨン・ハラの3人が1月末の契約更改に向けての動きを取っていないことが話題になっていたから、ファンにとって驚くべきことでなかった。
昨年5月にリリースされたミニアルバム「In Love」が最後の作品となった。

改めてデビュー以来のKARAのヒット曲を聴き直してみると、KARAというグループのイメージはハラとジヨンが加入して以後の「Rock U」、「Pretty Girl」、「Honey」の3曲で固まったと言っていいと思う。
その後、「MR.」で日本に進出したわけだが、今思えばこれがKARAにとっての運命の分かれ目だったのだろう。
「Jumpin'」まではまだ良かったが、ジヨン・ニコルの脱退騒動が起こったにリリースされた日本向けの「ジェットコースターラブ」あたりからどうにも雲行きが怪しくなった。
韓国内で足元をしっかり固めるべき時期に、日本市場に合わせた活動をしてしまったことと、それがちょうど日韓両国が関係悪化の方向に舵を切った時期に重なってしまったこと。その二つが2011年から2015年までのKARAの迷走を招くことになった。
KARAにとって最後のフルアルバムとなった「Full Bloom」は、5人体制だった2013年に制作された。KARAには、ミニアルバムはそこそこだがフルアルバムだと散漫になり過ぎる傾向があったのだが、「Full Bloom」は気持ち良く纏まった、敢えて言うなら唯一の「聴けるアルバム」だった。
そして2014年にジヨンとニコルが脱退し、補充メンバーとしてヨンジが加入はしたものの、二人が抜けた穴を埋めるには至らなかった。
そういう風に考えて行くと、ジヨンとニコルが脱退した時点でKARAは終わっていた、と見るべきなのかも知れない。

韓国のアイドルグループに関しては「5集の壁」という言葉がある。
90年代から2005年くらいまでは、アイドルグループは大体1年に1枚のペースでアルバムをリリースし、それに合わせてテレビなどでの活動を行っていた。テレビ出演と営業活動をこなし、数ヶ月の休養期間をおき、また次のアルバムをリリースして活動を再開する。
その休養期間中に次のアルバムの準備をしたり、メンバーチェンジが行われたり、場合によっては人相が変わったりするわけであるが、大体のグループは5集(5枚目のアルバム)を出す前に解散してしまう。それが「5集の壁」だ。
デジタル配信が普及したことで、1年に何回かシングルをリリースしたり、6曲前後収録の「ミニアルバム」をリリースして活動するのが一般的になっているから、CDが主体だった時代の考え方がそのまま当てはまるとは思わないが、売れるアルバムをリリースし続けることのはむしろ90年代以上に難しくなっている。
KARAの活動期間は9年に及び、7枚のミニアルバムと5曲のデジタルシングルをリリースしたが、フルアルバムは4枚しか出すことができなかった。
「5集の壁」は越えられなかったものの、スタッフまで含めた「KARAを成立させていた人々」は十分過ぎるくらい健闘したと思う。

*ちなみに、日本では5枚のフルアルバムをリリースしているのだが、韓国語バージョンと日本語バージョンがあったり、日本のみリリースの曲があったりなので、これを以て「5集の壁」を越えたというのも少々無理があると思われる。


良くも悪くも、KARAはこのビデオのようなイメージをずっと引きずっていたと思う。
いくらメイクや衣装を頑張ったところで、10代から20代前半の女の子がいつまでもこの曲のような雰囲気を保ち続けるのは不可能なわけで、そこから当人たちの成長とどうシンクロさせていくかはスタッフの腕一つにかかっている。
多分、この時のKARAに一番近い雰囲気を持っている現役アイドルは同じDSPメディア所属のAprilだが、14歳から18歳まで1歳違いのメンバー5人で構成されたAprilはKARA以上に難しいことになりそうな気もしている。
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by solcov | 2016-01-18 23:08 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(8)

2015年が図らずも韓国女子グループの当たり年になってしまった件 5

ここまでに紹介した4グループ以外にも、OH MY GIRLやPlaybackなど面白いグループはあったのだが、とりあえず話題性という点で今年最強だったのはやはりTwiceだろう。

9人のグループで、うち3人が日本人(というか大阪・神戸・京都出身の関西人)、更に1人が台湾人というメンバー構成である。JYPのオーディション番組を通じてデビューしており、正式デビュー前から各メンバーのファンが存在していたようだ。
日本でも注目されてはいるらしく、僕は電車の中でTwiceについて話している女子高生を2組ほど見かけた。

デビュー前の話題作りだけでも他のグループとは比較にならないほど手間と金がかかっている訳だが、MVも力の入った内容になっている。まあ、なにせ売れているので僕がつべこべ言うこともない。
ということで、MVについてだけ少々。

このMV、まず冒頭に登場するのが何とゾンビである。
なぜゾンビ?
とか思っているうちにボロボロのベッドからまずナヨン、続いてモモが起き上がって歌い始める。
これは一体どういう設定???
そこになぜかチアガール姿のサナが登場。
サナが歩いて行った先にはジヒョがいて、続いてミナが現れ、壁にもたれたツウィが登場し・・・。
メンバーが一人ずつ登場はするが、同時にフレームインするのは3人までで、なかなか全員が揃わない。
この辺りまでに歌詞の内容から、どうやらゾンビたちが次から次へと登場するガールズグループに群がるファンたちの象徴らしいことがわかって来る。
そのゾンビたちに対してTwiceは、「真心のない偽物はいらない、私を優雅にさせて」と宣言する訳だ。
ここまででワンコーラス終わって、全員でサビ部分のダンス・・・と思いきや実はこの時点でメンバーは9人中7人しか登場していない。
続くラップパートでダヒョンとチェヨンが登場してやっと9人の顔見せが終わる。
ここまでが1分30秒。そこから20秒ほど日本人メンバー3人のシーンがあって、1分50秒あたりでやっとフルメンバーのTwiceがゾンビの群れの前に立つ。
そこからゾンビを交えた乱舞になり、最後は冒頭に出てきたゾンビくんの心臓が再び脈打ち始めて・・・という流れで終わる。
この曲の長さは3分40秒だから、実に半分以上は全員の姿を見せない状態で進行させていることになる。

曲自体も余り連続性の強くないフレーズを細切れに繋いで行き、そこから生じた不安定感をサビで一気に解消するような作りになっているから、映像のテンポがぴったり合うと一層気持ちよく聞ける。
かくして、ついついこのMVを繰り返し再生してしまい、動画再生回数○万回というプロモーションに協力してしまうことになるわけだ。

この辺は例えばUnicornの悲惨なMVを作ったスタッフにも是非とも見習って欲しいところである。


とかなんとか言っているうちに2015年もあと数時間で終わりだ。
来年もよろしくお願いします。
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by solcov | 2015-12-31 16:52 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(0)

2015年が図らずも韓国女子グループの当たり年になってしまった件 4

正直なところ、このグループが世の中でどの程度認知されているのか不明だが、少なくとも「売れている」状態でないことはまず間違いないと思う。

Aprilのデビュー4日遅れの、8月28日に登場したUnicornである。
売れてはいないが、僕がものすごく気に入っているので書かないわけに行かないのである。

90年代に大人気を博したSolidのメンバーとして活躍し、今や韓国R&Bの父とも呼ばれるキム・ジョハンが手がけたというだけでも話題性はあった。
また、韓国の大手ポータルサイトDaumのファンカフェや、動画配信を使った事前プロモーションも行われていた。
だが、結果は今ひとつだった。
このMVもYouTubeでの再生回数が今日の時点で8,000回強と、同時期にデビューしたグループに比べて見劣りのする数字だ。テレビの音楽番組にも余り出ている様子がない。

曲は良い。
僕はLast.fmというサービスを使って自分が聴いた曲の記録をずっと取っているのだが、この曲は9月に入手したにも関わらず年間再生回数5位だった。思い出してみると、確かに毎朝この曲を聴きながら通勤していた時期がある。何度も何度も聴きたくなる曲だったということだ。
だが、いい曲なのに売れなかったなどという話は世の中に山ほど転がっていて、それはやはり時代に合わせた作り方であるとか売り方であるとか、そもそも売ろうとするタイミングが合っているのかいないのかだとか、様々な要因によって全く結果が変わったりするわけである。

この「HUK」という曲に関してはやはり売り方がよろしくなかったような気がしてならない。
この曲は、2分40秒あたりに情緒的ピークが来るようになっていて、そこまではリフレインと変奏の組み合わせの妙でじわじわ下地を作るような構成になっている。これはソウルやファンク系の音楽ではよく使われる手法で、さすがキム・ジョハンというべきだろう。
だが、2分40秒以前にリスナーが聴くのを止めてしまったら面白さが半減してしまう、というリスクがこの曲にはある。ましてこのご時世、曲を途中で飛ばすという行為は10年前と比べてさえ格段に楽になっている。

もちろん、そんなリスクをキム・ジョハンが意識していなかったはずはない。それでもあえてこういう曲調にしたのは、「聞き捨て」の曲ばかりが量産される韓国のアイドル歌謡の現状に何らかの思いを抱いていたからではないかと推察する。
だとすれば、せめてMVだけでも見る者を2分40秒間惹きつけておく工夫が必要だったのではないかと思う。

と、いうようなことを意識しながらこのMVを見ると、相当のがっかり感があるわけである。
メンバーたちの衣装はこれで良かったのか?
曲の内容と振り付けがなんか合ってなくないか?
いくら何でも緑色の髪って酷すぎるんじゃないのか?



彼女たちを今後もキム・ジョハンが手がけて行くのかどうかは不明だが、次回は是非ともビジュアル面にもしっかりテコ入れをして、ちゃんと売れるようにしてあげてもらいたいと本当に思う。
このビジュアルの印象だけで消えたのでは彼女たちが幾ら何でも浮かばれまいというもので・・・。
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by solcov | 2015-12-30 18:41 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(0)

2015年が図らずも韓国女子グループの当たり年になってしまった件 3

2015年にデビューしたグループで特に面白かったのが8月末に「夢のキャンディ」でデビューしたAprilだった。

彼女たちはDSPメディア所属で、Fin.K.LやKARA、Rainbowの後輩にあたる。
KARAの分裂騒ぎの後、Rainbowは日本市場を意識しすぎて失敗したあたりから迷走し続け、KARAの妹分として日本先行デビューさせたPURETTYは自然消滅(ちなみに、PURETTYのメンバーだったソミンはAprilに最年長メンバーとして参加していたが、『夢のキャンディ』の活動を終えると同時に脱退している)と、今ひとつ儲け損ねてしまっている感があったのだが、Aprilはなかなかいい感じになって行きそうだ。

『夢のキャンディ』というタイトルから察せられる通り、気恥ずかしくなるほど正攻法のアイドル歌謡である。
14歳から19歳までの1歳違いのメンバーが6人(当時)という構成を考慮すれば、そういう路線であって一向に構わないわけではあるが、近年ここまで真正面から「アイドルらしさ」を打ち出して来たグループは無かったと思う。韓国でもそういう受け止められ方をしていたようで、「チョンジョンドル(清浄+アイドル)」と呼ばれている(ことになっている)。実際、この「夢のキャンディ」という曲は彼女たちのような年齢の、彼女たちのような優等生っぽい雰囲気を持った歌い手にしか似合わないと思う。「K-POP」というラベルに貼り替えた韓国歌謡の沈殿物がCrayon Popに凝縮したのだとすれば、Aprilはその対極にあるようなグループだ(海外市場を意識せざるを得ない韓国歌謡界の狙いどころという観点から言えば、両方が必要になる)。

この曲の作・編曲を担当したのはButterflyとなっているが、これはシン・スンフン、イ・スンファン、パク・ジョンヒョン(リナ・パーク)、イ・スヨン、Lyn等々の実力ある歌手に曲を提供し続けて来たファン・ソンジェの会社だそうだ。カマトトムードを演出すると同時に、コーラス部分まで含めて6人の歌が目立つように入念に作られた曲に成っているのはやはりそれなりの人に任せた結果ということだろう。
「夢のキャンディ」が収録されたミニアルバム『Dreaming』はAprilがこなせる範囲の広さを示すことを狙っているようで、R&B風からエレクトロニカ風まで幅広く挑戦させている(中にはAKBへの皮肉としか思えないような曲もある)。
その後、11月にリリースされた「Muah!」は80年代ディスコファンク風アレンジ、12月の「Snowman」では80年代ブラコン風+70年代アメリカンポップス風ストリングアレンジと、Aprilとしてのカマトト風味はきっちりキープしつつ、曲調が被らないよう配慮されていることが窺える。

そして何より重要なのは、Aprilの路線はKARAともRainbowとも被らず、恐らくはApinkあたりの客層を食いに行くであろうことだ。

そういうデビューアルバムを用意する一方で、デビュー前からネット動画で自前のリアリティショーを配信し、地道な話題作りも行われていた。
一見して目立つ、例えばKARAのギュリだとか、少女時代のユナだとかに相当する「絵に描いたような美少女」はAprilにはいない。だが全員が並以上の外見を持っている訳だから、じっくり時間をかけてメンバー一人一人に馴染んでもらえば、突出した一人がいないことなど問題にならない(今後ナウンとヒョンジュを突出させていこうという雰囲気も感じるが・・・)。

DSPはやっとKARA事件の呪縛から逃れ、KARAの後釜を狙えるグループをデビューさせることができたのかも知れない。


KARAを人気者にしたのは「MR.」だったが、KARAというグループのあり方を決定付けたのは「Pretty Girl」だった。元々リード曲ではなかった「Mr.」が売れてしまったことで、KARAは「Pretty Girl」的な要素と「MR.」的な要素を同時に満たさなければならなくなってしまい、日本と韓国で全く別のグループであるかのような活動を強いられることになった。
Aprilがいきなり最初からKARAにとっての「Pretty Girl」に相当するような曲をもらっているのは、DSPメディアの苦い経験が生きているのかな、などとついつい穿った見方をしたくなってしまうところだ。
ひょっとしてソミンの脱退も、将来に向けてのトラブル防止策だったのかも知れない。デビューした時点でもうソミン一人だけ浮いちゃってるもんなあ・・・
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by solcov | 2015-12-29 11:52 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(0)

思いもよらず2015年が韓国女子グループの当たり年になってしまった件2

今年の夏、ヨジャチング以上に体育会系な押し出しで登場したのがmyBである。
MVを見て、まず印象に残るのはダンスだと思う。
全員金髪+色白メイクというのはグループとしての統一感を重視してのことではないかと思うが、動きがこれくらい揃っていると、個々人の識別が難しいというマイナス要因が緩和されて案外いいバランスになっていると思う。
8月に『心臓アタック』でデビュー、11月にはメンバーを一人追加してセカンドシングル『トト』をリリースと、割とハイペースな活動ぶりだ。
で、多分本命はこのセカンドシングルの方で、カップリング曲と合わせて聴くとこのグループが単なる踊る体育会系を目指すグループではないことがわかる(そもそも、曲自体も『トト』の方が凝っていて、『心臓アタック』は小手調べに過ぎなかったような感じさえある)。
曲作りを担当しているのは最近注目され始めているテンゾとタスコ(もうすっかりヒットメイカーとして定着しているイタンヨプチャギの関係者らしい)。『トト』にはイタンヨプチャギのパク・チャングンが単独で作曲にクレジットされているから、ひょっとするとその辺に『心臓アタック』と『トト』との力の入り方の差が現れているのかも知れない。

myBには「斬新」と呼べるほどの本質的な新しさはない。プレス資料に書かれている「ニュージャックスウィングを再解釈して云々」というのもニュージャックスウィング全盛期を経験した世代から見れば噴飯ものだったりする。
だが、今までにありそうで案外なかったコンセプトのグループであることは間違いない。
アイドル歌謡の市場において、こういう「ちょっとした新しさ」の積み重ねはとても重要なことだと思う。

ちょっと画質は悪いが日本語字幕付きで。

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by solcov | 2015-12-27 22:30 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(0)

何とターボがマジで復活しちゃった件

最近また韓国の女子グループアイドルが、とか言っている間にターボが復活してしまった。

言わずと知れた90年代の韓国歌謡界を代表する男性デュオである。
キム・ジョングクとキム・ジョンナムの二人で結成されて大人気を博していたが、途中でキム・ジョンナムが抜け、マイキーが加入してその後もヒット曲を出している。
解散後、キム・ジョングクはソロ歌手、タレントとして順調に活動していたが、彼の相方二人はだんだんと忘れられた人になっていき、特にキム・ジョンナムについては全く情報が無くなってしまっていた。

そのキム・ジョンナムが昨年の冬、韓国のテレビ番組に登場した。
人気バラエティ番組『無限に挑戦』の企画で、90年代の人気歌手を集めてコンサートをやるというものがあったのだが、そこでターボが再結成して登場することになったのである。
この企画自体も結果的に大きな話題になって、10年以上前線を退いていたのにこのコンサートをきっかけに活動を再開した歌手も何人かいる。
その模様は数ヶ月遅れで日本のKNTVで放送されていて、僕もそれを見たのだが、あの当時のK-POPを知っている者にとってはもう涙なしには見れないコンサートだった。
出演者全員が複数回のチャート一位経験者であり、テレビでも引っ張りだこだった歌手ばかりなのだが、活躍していた年代が完全に一致しているわけではないので、まさに「ありそうでなかった顔合わせ」だったのである。

実は今回復活したターボも「ありそうでなかった夢のターボ」だ。
キム・ジョンナムとマイキーが二人とも復帰し、三人体制のターボになっているのである。
曲調はどちらかといえばマイキーになってからの後期ターボだが、そこにキム・ジョンナムの独特のラップが絡み、第三期ターボの出来上がり、というところだろう。
音作りの方も、一応近年の流行に目は配りつつも基本線は90年代の延長線上という、いわばイエスタデイズ・トゥモロー的な印象で、これまた「ありそうでなかった」感満載である。これは作曲を担当したイタンヨプチャギと、編曲を担当したEastwestのナイスプレイであろう。

流行歌というのは、一気に売れて適当な頃合いで飽きられるものでなければならない。そうでなければ、商売にならない。あえて言うなら使い捨てであることを求められる音楽なのだ。
だが、その一方で、一曲一曲が短命であるからこそ、聴く者の記憶に深く刻み込まれるという現象もある。
ある曲を聴けば、自分がその頃何をしていたか、その当時世の中はどんな雰囲気だったのか、電車の中にはどんな広告があって、街の中にはどんなポスターが貼られていたのか。そんなことを一瞬に思い出せたりすることがある。それはその曲がある瞬間の記憶と結びついているからだろう。

アイドル歌謡など、使い捨てといえばこれほど使い捨てな音楽はないと思う。
だがそれは、使い捨てられた後もその音楽を聴いた人の記憶の片隅にずっと棲みつく音楽でもある。
だからこそ、「ありそうでなかった」ものが登場するのだろうし、それを聞いて懐かしさと新鮮さが入り混じった不思議な気持ちになったりもするのだろう。

ターボのメンバーはもう全員いい年だから難しいかも知れないが、隔年くらいのペースでもいいから定期的に活動してくれないかな、と思う。
最近の「K-POP」が何か色々見失いがちになっているだけに。


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by solcov | 2015-12-24 02:04 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(0)

思いもよらず2015年が韓国女子グループの当たり年になってしまった件

去年の年末くらいで一旦は見切りをつけた韓国ガールズグループ群であるが、今年後半からまた俄然面白くなりつつある。
売る側が知恵を絞ってまた市場を活性化しようとしている形跡がそこここに見られ、うまうまとそれに乗るのも少々癪な気がしないではないが、ここは素直に乗っておくのが大人の分別というものであろう。というかもう乗ってしまっているので、今更そこをどうこう考えても仕方がないのである。

まず、「これはまた聴き始めないとヤバいんじゃないか」と思ったきっかけはヨジャチング(GFRIEND)のコレである。

曲自体は奇をてらったところのない正攻法のアイドル歌謡だ。曲調だけとってみれば「Gee」が大ヒットする前のの少女時代、あるいはさらに昔のS.E.S.あたりを連想させる。
だが、ダンスに目を向けると、イントロ部分の馬跳び+股抜けによる前後交代(分かりにくい言い方だが、とりあえず映像で見ていただきたい)にまず度肝を抜かれる。
彼女たちのデビュー曲「ガラスのビーズ」ではMVの舞台が体育館になっていたから、その印象もあるとは思うがダンス自体がチア部風というのか、全体的に一糸乱れぬ体育会系な感じである。

で、総合的に見るとヨジャチングには「健全」という言葉がとても似合う。
韓国ガールズグループのセクシー志向は去年くらいまでにほぼ行くところまで行ってしまった感じで、やり過ぎて下品になってしまったグループも一つや二つではない。そこにこういうグループを投入して来たのはなかなかの英断だったのではないかと思う。
多分、今年の1月にデビューした彼女たちの存在が、夏以降に登場したグループにも結構影響を与えているのではないかと僕は思っている。

つづく。
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by solcov | 2015-12-16 02:07 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(2)

Apple Musicとかの定額制音楽配信について意外と語られていない(ような気がする)事柄(2)

保管や整理の手間がかからない定額制音楽配信サービスは便利だ、という話を前回書いた。
月々1000円以下の料金で、一生かかっても聞ききれないほどの音楽ライブラリを自由に使えるのだから、コストパフォーマンスもべらぼうにいい。

レコード一枚買うにも悩みに悩んでいた中高生の頃と比べればまさに夢のような環境である。
そして、そういう環境の変化とともに僕の音楽への接し方も少しずつ変わって来た。

まず、同じアルバムを何度も聴くということが最近すっかり減ってしまった。
いや、それどころかアルバム一枚通して聞かないことも多くなった。

理由ははっきりしている。
聴きたい音楽は多いが、音楽を聴いていられる時間があまりないからだ。
たとえ何億曲の超巨大ライブラリがあったとしても、僕が死ぬまでに聞ける音楽の数はそれよりずっと少ない。
いまいち好みに合わない音楽のために時間を費やすのにはやはり二の足を踏む。

とはいえ、そんな風に考えてしまうのは、僕が「寿命」というものを意識せざるを得ない年齢になってしまった一方で、10代の頃とは比較にならないレベルの経済力を持っているからだ。
10代の頃はとてもそんな考え方はできなかった。

僕が10代の頃、アルバム一枚は大体2,000円〜2,500円と額面上は今と同じようなものだが、何しろ大卒初任給が10万円そこそこだった時代の話だ。一般的な中高生が出費するにあたっては、いささか慎重にならざるを得ない金額である。
そこで自ずと、一度買ったら何度も聞いて元を取ろう、などといういじましい発想が生まれる。

が、アルバム一枚丸ごと楽しめるなどということは実は余り起こらない。
中には退屈な曲もあるし、好きになれない曲だってある。
だが、高い買い物をしてしまった以上、それでも何回も何回も聴くのである。そして、何回も聴いていると、だんだんと最初に聴いた時とは聴こえ方が変わって来る。
シングルカットされた曲目当てで買ったはずが、全然別の曲の方が好きになる、というようなことも起こる。

10代ではいくら頑張ったところでせいぜい数百曲程度しか音楽に接していないので、単に耳慣れないから好きになれない音楽というのもまだまだ沢山あるし、自分の好みもまだぼんやりとしか固まっていない。
「元を取る」聴き方というのは、言ってみれば自分の好みを検証する作業でだ。その作業を何度も繰り返しているうちに、自然と音楽に対して「鼻が利く」ようになるわけだ。
そして、試聴ができない店で「ジャケ買い」しても余りハズレを引かないようになれば、もう後は泥沼である。

そう遠くない将来、音楽は「所有するもの」ではなくなる、という話をあちこちで目にするようになった。
本当にそうなってしまったら、「元を取る」ために楽しめない曲まで含めて何度も繰り返し聴くような聴き方は誰もしなくなるのかも知れない。レコードの時代と違って今は曲飛ばしも簡単だ。
定額で聴き放題なら、「ジャケ買い」でハズレを引かない勘の良さも必要ない。

その先にあるものは、思っていたような「音楽バカにとっての天国」ではないのかも知れないし、あるいはレコードとかCDとかの物理媒体に制限されないが故の新しい楽しみ方が生まれて来るのかも知れない。

「音楽を所有する」という概念自体、記録媒体に音楽を収録して販売する形態が登場する以前には存在しなかったわけだし、そういう人と音楽の距離感みたいなものが大きく変わるタイミングがそろそろ近づいて来ているのだけは間違いなさそうだ。


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by solcov | 2015-12-15 22:09 | 音楽(その他) | Trackback | Comments(0)

Apple Musicとかの定額制音楽配信について意外と語られていない(ような気がする)事柄(1)

世の中にはCDやレコードを買う時にほとんどブレーキがかからない人間というのがいる。
恥ずかしながら、僕もその一人だ。

そういう人間が何十年も買い続けると、大体コレクションは万単位になる。
なぜそんなに大量に買ってしまうのかと問われれば、「聞きたい音楽がたくさんあったから」としか答えようがない。
だが悲しいかな、コレクションの増加と反比例するかのように持ち主の記憶力は加齢とともにどんどん衰えていく。

聞きたいCDがどこにあるのかわからないという程度ならまだいいが、うっかり同じCDを2回買ったとか3回買ったとか、そういうことも増えるである。
僕は比較的頻繁に引っ越しをしているから、何年かに一度大整理をやっているのだが、それでも引っ越す度に記憶に無いCDが必ず一枚や二枚は見つかる。
要は、管理能力が追いつかなくなっているのである。
管理できなければ、何万枚CDを持っていても持っていないのと余り変わらない。

気合の入ったコレクターなら、そういう無意味状態にならないようちゃんと管理方法を工夫しているのかも知れない。だが、それにはやはり多大な労力と時間がかかるだろうし、日々コツコツと続けていなければ「管理されている」といえる状態にはまずならないと思われる。
僕のように、大して何も考えず場当たり的にレコードやらCDやらを買っていたタイプは、どう転んでもいつか管理不能になってしまうのだ。

だが、考えてみると実は世の中全体が僕のような状態になりかけていたとも言えるのではないだろうか。いつどんな音楽が作られ、いつまで販売されたのか。それはどんな人たちが作り、どんな人たちが聞いていたのか。
それらは色々な利害に基いてバラバラに管理され、全体像を掴むのは容易ではない。

そういう管理状態のもと、日々新しいCDが店頭に並ぶ一方で、ついこの間発売されたばかりのCDが目につかないところでどんどん廃盤になって行く。

だから、今買わないと二度と買えない。

その強迫観念から買って買って買いまくってしまった音楽バカは決して少なくはないと思う。
しかし、どう足掻いてみたところで一日は24時間以上にならないわけだし、一日に聞ける枚数には自ずと限りがある。買うだけ買ってそれっきりになってしまうことも当然ある。
その結果が「買った記憶のないCD」とか、「ダブって買ってしまったCD」になってしまうのだ。

だがもし、一度発売されたCDやレコードが半永久的に販売され続けるのであれば、そんな馬鹿げた買い方をする必要はそもそもない。

音楽のデジタル配信は、その「半永久的に販売され続ける」状態をかなりの部分まで実現した。
もうレコード店を何軒も巡回する必要も、CDをまとめ買いする必要もなくなる。

実際、iTunes Storeではかつて廃盤専門店で軽く1万円を超えていたようなアルバムが、1,600円とか1,700円といった値段で売られていることも多い。

そして、今年はいよいよ日本でも定額制の音楽配信サービスが本格的に始まった。
これは言ってみれば、数百万曲に及ぶ膨大なライブラリに自由にアクセスする権利を、月額980円とかで手に入れられるというサービスだ。言い方を変えれば、その料金さえ払えば、自分で見つけて買って来て整理整頓して管理する、という手間がごっそり丸ごと無くなってしまうということだ。

これはまさに音楽バカにとっての天国だ。
と、最初はそう思っていた。

つづく。



林立夫とか今剛とか、80年代フュージョン界の有名どころが集まって作ったAragonというユニットの唯一のアルバム。85年に発売されて割とすぐ廃版になり、現在は中古CDが1万円超えになっている模様(アナログ盤はもっと安い)。
僕は最初カセットで買って、その後アナログの中古盤で買い直し(その頃は1000円とかで買えた)た。5年くらい前、CDも買っておこうと思った時には廃盤で7000円くらいになっていた。
未だに再発されていないし、デジタル配信される様子もない。

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by solcov | 2015-09-28 01:07 | 音楽(その他) | Trackback | Comments(0)

KARAに見る女性アイドルグループの難しい問題

KARAが韓国で7枚目になるミニアルバムをリリースした。
これがまた実にKARAらしい出来で誠にもって喜ばしい限りではあるのだが。
一方ではKARAらしくて良かったんだっけ?とも思うわけである。

KARAらしい、というのはもちろん5人体制だった頃と比較しての話で、ニコルとジヨンの変わりにヨンジが入って、それで今までどおりのKARAでございというのも如何なものか、ということだ。

ヨンジ加入後最初のシングル「マンマ・ミーア」が出た時にも書いたことだが、ヨンジの存在感が他の3人に全く及んでいないのは今回も変わらず。これは初シングルということを考えれば致し方のないことだったのかも知れない。
だが、その状態が今回のミニアルバムまで引き継がれているとなると、ファンとしてはいささか気付くべきではない点に気付かざるを得ないわけである。

実はKARAって、元々ギュリとスンヨンとハラがいれば良かったんじゃないか?
いや、ビデオのことを考えないならギュリとスンヨンだけでも大丈夫なんじゃないか?

女子アイドルが売れまくった時期は、少なくとも韓国ではもう随分前に終わってしまった。
KARAのこの新曲も初登場30位とかそんなものだ。
ダンスを売り物にする若いグループは今もデビューし続けているが、その一方で2007年〜2009年頃にデビューしたガールズグループたちは、日々肉体を酷使し続けることが難しい年齢になって行く。

ギュリ27歳、スンヨン26歳、ハラ24歳、ヨンジ20歳という構成で、歌の面を支えているのが年長の二人という状態でどれくらい活動できるのかわからないが、KARAを含めた同世代のガールズグループが同じような課題を抱えて曲がり角に差し掛かっているのは間違いなさそうだ。


と、いうようなファンの心配をよそに、日本市場向けには彼女たちの年齢を丸っきり無視したシングルが発売されている。
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ジャケ写を見ただけでもギュリとスンヨンに若干の無理が見て取れるのだが、中身は更に無茶な感じである。これはいくらなんでも消費者をナメているというのか売る側が残念過ぎるというのか・・・。
少なくとも、ヨンジの寄り目が目立たない工夫くらいしてやれよ、と思うのは僕だけであろうか。
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by solcov | 2015-06-07 02:12 | 音楽(K-POP) | Trackback | Comments(1)

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