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毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中


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2007年のK-POP

2007年のK-POP_a0018010_13303939.jpg2007年によく聞いた韓国人アーティストをLast.fmのログで拾ってみるとこんな感じ(2007年以前にリリースされた曲は除外)。

1. House Rulez
2. Blue 'Sorbet
3. Romantic Couch
4. 天上智喜 The Grace
5. J
6. Veil
7. Lyn
8. 배슬기
9. Soulman & Minos
10.Braincandy

再生回数はHouse Rulez、Blue 'Sorbet、Romantic Couchがダントツ。やっぱりこの辺が一番面白かった気がする。こういうクラブ系の音楽に関して、韓国はずっと後進国だった訳だが、その遅れを意地になって取り戻そうとしているかのような「Too Much」な感覚が韓国のクラブ系音楽の魅力になっていると思う。
ただ、ブラジル音楽の取り入れ方に関してはちょっと勘弁して欲しいと思うことも多々あった。
これは昔サンバをやっていた弟に聞いた話だが、韓国のアーティストがサンバやボサノバっぽいアレンジをする場合、ガンザ(缶に砂や小石を入れた楽器)の奏法を大抵間違えている、もしくは間違った音をサンプリングしているそうだ。
他の楽器も結構怪しいことが多いそうだが、多分そういう詰めの甘さがリズムの気持ち悪さに繋がって、Clazziquai ProjectやCaskerといったアーティストのボサ系は全然ダメという結果になっている(注)。
コンビニのおでんにコチュジャンを入れても韓国料理にはならないのと同じで、基本的なリズム構造をちゃんとしておかないとブラジル風味にはならないばかりか、とても食べる気にならないような奇怪なブツになってしまうということだ。

逆に面白くなかったのが歌謡曲。クラブ系が面白いといっても一部の人気アーティストを除いてはさほど売れていない訳で、やはり歌謡曲が低迷すると市場全体に活気がないということになるだろう。
Super Junior Tの『ロクゴ』やWonder Girlsのアレ(笑)には楽しませてもらったが、R&B/ソウルの歌い方を表面的になぞったような歌い方が氾濫していたのが気になった。
韓国にはインスニのように本格的なR&B唱法を身につけた歌手もいるのだが、何故SGワナビーやFly To The Skyのような「R&Bの粗悪なパロディ」がもてはやされるのかよくわからない。彼らが歌う歌がR&Bである必要は全くない訳だから(実際普通のコーラス歌謡もよく歌っている訳だし)、わざわざできもしない「R&B唱法」を売り物にしなくても良さそうなものだ。

韓国の歌謡界はこのところずっと低迷状態らしいが、「プチSGワナビー」ばかりデビューさせても同じパイの食い合いになるだろうし、中堅歌手も狙い所がなかなか見えない。
若年層向けに関しても、色々なアイドルグループが出てきてはいるが、どれも今ひとつブレイクし切れていないように見える。東方神起、Super Juniorは小粒ながらそれなりのポジション取りができているものの、その後のBattle、Big Bang、超新星まで来ると来年があるのかどうかすら心配になってしまう(そういえばSS501はどうしてるんだろう?)。女性グループになると事態は更に深刻で、天上智喜がどうにかこうにかチャート上位に入っている他は余りぱっとしない。Wonder Girls、Kirots、少女時代といった韓国版モーニング娘的な「ヘタでも可愛い」路線が果たしてどこまで通用するか、というところだろう(I13って消えちゃったのかな?)。
神話、G.O.D、S.E.S、FinK.L.といったグループが鎬を削った時代はもはや過去のものということか。

どうも来年も低迷は続きそうな気配である。


注:大袈裟でも何でもなく、Caskerの3集には聞いていると本当に気分が悪くなる曲が幾つかある。そういうリズムに対する鈍感さが彼らを永遠の「2流以下」にしているのだと思う。
by solcov | 2007-12-31 13:36 | 音楽(K-POP)

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