毎日一つずつ楽しいことを見つけて幸せに暮らす実験・・・のはずが現在K-POP+韓国ドラマ偏重中
by solcov
カテゴリ
全体音楽(K-POP)
音楽(その他)
映画
文芸
本
テレビ
韓国ドラマ
マンガ
生活
仕事
NBA
時事
アニメ
新大久保
DVD
猫
その他娯楽
未分類
以前の記事
2017年 09月2017年 01月
2016年 10月
2016年 01月
2015年 12月
more...
男の韓ドラ
好評(未確認)発売中!
韓国ドラマ通信
solcovの男の韓ドラ
underground
grund's shelter
life is Beautiful
ブックマーク
私を登録 By BlogPeople
Recent tracks
好評(未確認)発売中!
韓国ドラマ通信
solcovの男の韓ドラ
underground
grund's shelter
life is Beautiful
ブックマーク
私を登録 By BlogPeople
Recent tracks
フォロー中のブログ
ええねん日記良い子の学習帳
@@猟奇的な映画情報局@@
rencia`s ...
サランヘヨ 韓国ドラマ
クニャン カジャ~♪
人生メジャー化計画
さらんへ~
TURTLE STYLE
三番目の住人
ひとり言。
愛とは理由を言えないもの・・・
Natural
http://smaps...
ORANGE Note~...
まきもきや
韓国ドラマ Inform...
ソウルに住む日本人主婦の...
亜州的日日 [Asian...
韓☆スタ
シム家の食卓@完全クローズ
『大長今』ストーリーガイ...
尼雄の音楽日記 ー道は星...
if you see h...
web備忘録
KAORI'S ROOM
seefall 終わらない物語
あるびん・いむのピリ日記
hoop NBA fro...
JUSAWI
野宮真貴のおしゃれブログ
酸いも甘いも☆ 釜山大スキ!
韓国人、嫌韓を見る
羅鰤威韓国留学日記
かおり★おかき『エル・カ...
aj・staff's blog
FREEBIRD WEB...
ブログパーツ
ピ~Rain's World
やっと出たピの4集。
多分、バブリーな渋谷・六本木を知っている世代だったらこのアルバムに収められている楽曲群にある種の懐かしさを感じるかも知れない。
丁度、「JaPOP」という言葉が「J-POP」に置き換わる前後くらいだと思うが、洋楽と一緒くたにチャートに入れても違和感のない日本製のポップスが注目されていた時期がある。
古いところでは山下達郎、ちょっと下って角松敏生、更にバブルガムブラザーズやZOO、オリジナル・ラブといった辺りだろうか(ユーミン・サザンを含めるかどうかは人によって意見の分かれるところだろう)。
洋楽と同じ土俵に並べるというのは簡単なようで意外と難しい。
基本的に洋楽を中心に聴いているリスナーの好みを反映したチャートに入り込む訳だから、完全に洋楽のコピーだったりするとまるで論外になってしまうし、日本的情感などというドメスティックな臭みを感じさせてもダメだ。
それは結局、日本人がソウルやロックを演奏することの意味を問い直す作業になって行った。
多分、パク・チニョンがアメリカに活動拠点を移したのも「韓国人がR&Bをやることの意味」という命題と無縁ではなかったのだろうと思う。それまでの彼の作品と比較するとかなり作風が変わってきているし、より「非アメリカ人のR&B」という色彩が強くなっている。
このピの4集ではそれが更に一歩完成の域に近づいていると思う。
現在のJ-POPという言葉は、ただ日本製の商業音楽を漫然と指す言葉になってしまっている。
ゆずもJ-POPだし、電気グルーヴもJ-POPだし、手垢の付いた標語もどきの言葉を繋ぎ合わせて人生訓めいた歌詞をぼそぼそ歌っているだけの百凡の歌もJ-POPだ。
日本人がソウルやロックをやることの意味などもう誰も気にしていない。
形式的に「アメリカ進出!」というような話題が出ることはあっても、実際には全く海外市場で販売されることのない日本製の音楽がどのようなものであろうと、セールスには余り関係ない。
だが、韓国の小さな音楽市場から出てきたパク・チニョンとピという得難い二つの才能は、海外市場を常に意識しなければならない位置にいる。
多くの日本のミュージシャンたちが途中で諦めた、「欧米産の音楽を中心とする世界の音楽市場における自分たちの立ち位置を明確にする」という命題に彼らがどんな結論を出すのか、ちょっと目が離せない。
多分、バブリーな渋谷・六本木を知っている世代だったらこのアルバムに収められている楽曲群にある種の懐かしさを感じるかも知れない。
丁度、「JaPOP」という言葉が「J-POP」に置き換わる前後くらいだと思うが、洋楽と一緒くたにチャートに入れても違和感のない日本製のポップスが注目されていた時期がある。
古いところでは山下達郎、ちょっと下って角松敏生、更にバブルガムブラザーズやZOO、オリジナル・ラブといった辺りだろうか(ユーミン・サザンを含めるかどうかは人によって意見の分かれるところだろう)。
洋楽と同じ土俵に並べるというのは簡単なようで意外と難しい。
基本的に洋楽を中心に聴いているリスナーの好みを反映したチャートに入り込む訳だから、完全に洋楽のコピーだったりするとまるで論外になってしまうし、日本的情感などというドメスティックな臭みを感じさせてもダメだ。
それは結局、日本人がソウルやロックを演奏することの意味を問い直す作業になって行った。
多分、パク・チニョンがアメリカに活動拠点を移したのも「韓国人がR&Bをやることの意味」という命題と無縁ではなかったのだろうと思う。それまでの彼の作品と比較するとかなり作風が変わってきているし、より「非アメリカ人のR&B」という色彩が強くなっている。
このピの4集ではそれが更に一歩完成の域に近づいていると思う。
現在のJ-POPという言葉は、ただ日本製の商業音楽を漫然と指す言葉になってしまっている。
ゆずもJ-POPだし、電気グルーヴもJ-POPだし、手垢の付いた標語もどきの言葉を繋ぎ合わせて人生訓めいた歌詞をぼそぼそ歌っているだけの百凡の歌もJ-POPだ。
日本人がソウルやロックをやることの意味などもう誰も気にしていない。
形式的に「アメリカ進出!」というような話題が出ることはあっても、実際には全く海外市場で販売されることのない日本製の音楽がどのようなものであろうと、セールスには余り関係ない。
だが、韓国の小さな音楽市場から出てきたパク・チニョンとピという得難い二つの才能は、海外市場を常に意識しなければならない位置にいる。
多くの日本のミュージシャンたちが途中で諦めた、「欧米産の音楽を中心とする世界の音楽市場における自分たちの立ち位置を明確にする」という命題に彼らがどんな結論を出すのか、ちょっと目が離せない。
by solcov
| 2006-10-23 00:22
| 音楽(K-POP)